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    ドッグライフのドッグトレーナーが執筆。雑誌・フリーペーパーなどに連載するコラムをご紹介します。

  愛犬家の皆様からよくある質問


我々の会社にも1日何人もの飼い主さんから愛犬のお悩み相談の電話を頂戴いたします。電話越しですがお困りの様子がよくわかります。今回はよくある相談内容を例に挙げ同じ悩みでお困りの方は是非参考にしてみてください。


Q.  家族にはとても社交的で問題の無い犬なのですが来客や散歩中会って、声をかけてくれる人や他の犬を見るとものすごく吠えます。どのようにしたらいいでしょうか?

A. このような家庭以外の人や犬に対して威嚇する 問い合わせは月に何回も相談にのる事があります。 やはり可愛い愛犬は家族だけではなく他の人にも可愛がってもらいたいものです。他の犬とも仲良くして欲しいと考えるのは飼い主さんとして当然のことでしょう。しかしこのような問題行動に対し、犬に「他の人や犬と仲良くしなさい」と教えることは出来ません。逆に「他の人と仲良くしなかったら叱る」といった方法では問題行動が改善される所か余計に他人や犬の所に行くことに対し嫌な印象を植え付ける原因ともいえるでしよう。
では、このような問題行動を修正する前にまず問題行動の原因かう考えていく事が大事なことです。 この場合は家族には社交的、他人には威嚇するわ けですから家族以外の人や犬への社交性は少ないといえます。犬が社交性を身につける大事な時期は生後3ヶ月〜6ヶ月の一般的に言う子犬の社会化期です。この社会化期に家族以外の人や犬との接触がどの位あったのか逆に全く無かったのか、これによっても犬の社交性が大きく変わってくるわけです。中にはこの社会化期に嫌なことがあって(他の犬と喧嘩した等)トラウマとなってしまうなんて事もあります。そういった社会化期をどのように週ごしたかも問題行動の原因の1つとなることが多いのです。

今回の質問での大事なポイントは大きく分けて2つ!
@子犬の社会化期の頃、飼い主さんや家族とのコミユ二ケーションや信頼関係は勿論大事なことですが、他人や他の犬に対する興昧を伸ばし社交性を身に付ける事も重要です。今からでも最初はー頭でいいのでワンちゃんのお友達探しをしてみてはどうでしょう?

【注意】
●犬の意思に反し無理に遊ばせようとすると逆効果です。
●飼い主さんは常にあせらず気長に取り組むことが重要です。


Let’s Try♪

最初は飼い主さんのお友達に「おやつ」などを持って家に遊びに来てもらい、玄関で問題のワンちゃんに与えてもらいましょう。(手渡しが無理のようでしたら無理にすることはありません、地面に置いてでもいいので少しずつ取り組みましょう。)このような行動により「来客=嫌い」から「来客=興昧」 に変化していきますので暖かく見守ることが重要です。

A飼い主さんとワンちゃんの(つながりの)距離を考えてみましょう。飼い主さんとワンちゃんのつながりが近いことが悪いことではありません。しかし 距離が近ければ近いほど、犬は飼い主さんだけを見てしまい他の人や犬はお構いなしになってしまうものです。「飼い主さんと犬の信頼関係」と「接する距離(つながり)」は違います。ワンちゃんが他の人や犬に興昧が持てるように飼い主さんは一歩下がってみる勇気も必要なのです。

最後に
との問題行動では「吠える」という自に見える症状を修正しようとするのではなく、問題行動の根本となった「犬の社会化期においての他の人や犬との社交性不足」という原因を取り除くことが重要なのであり、この原因が少なくなってきた時、はじめて「吠え」という症状に変化が出てくることでしょう。犬 と人との信頼関係・コミュニケーション、そして犬の社交性と今回は多くの言葉が出てきましたが、どれも1日で作りあげる事はできません。「心」のトレ ー二ングは毎日の積み重ねです。無理をせず気長に積み重ねていく事がいつか形となります!